7月に読んだ本で、読んだ後考えさせられたなぁと、読み終えた後も引きずった本がありました。
なんというか、
知らなかった事実というか、
想像するとぞっとする毎日というか、
一歩選択を間違えるとどん底からなかなか抜け出せない実状というか。
かなり、重い内容の本でした。
読んだきっかけは、
先日エアコンをつけない人は、お金がないからなんだよなぁと思ってるという記事を書いたことがきっかけで、
実際はどんな感じなのだろうかと興味本意で知りたくなったから。
少し古い本ではあるので、今はもっと数が増えてるのではないかと想像してます。
誰しも若い頃はお金がないが、今の若い子は過酷だと思った
私は氷河期世代なのですが、この時代も不遇の時代と言われました。恵まれない世代だったんだなぁと思ってたんですが、
私の若い頃はお金は無かったけれど、
両親は貯金してたので、
何かあれば、金銭面で助けてもらうことができたんですよね。
学生時代、周りもそんな感じが大半だったように思ってて、格差とかそんな事は感じなかったんです。奨学金を借りてる人も少なかったですし。(今は過半数超えている)
でも、今の若生世代は親もお金を持ってない家庭も多くなってて、
なので、私の学祭時代と違って、親も頼れない状況の子が一定数いるのには驚きました。
結局、ネットで育ってきた氷河期世代が書き込んでる書き込みを信じて、不遇の世代と思ってたけれど、ギリギリ逃げられた世代だったのかと思えました。
私は今の仕事にしがみつくぞ
年齢が上がると就職しにくくなるというのは、事実とわかってたものの、スーパーのレジでさえ、バンバン落とされてしまうんだとか。
45を過ぎればぐっと求人の数は少なくなり、
55を超えると、受かることさえ難しい。
とのこと。
私は40代。今の仕事に不満はないけど、給料は少ないというのが唯一不満だったりします。
でも、ここを辞めたら手に職のない、何の取り柄もない私は、仕事を見つけるのも容易ではないです。
夫が仕事してるからパートでもオッケー、ではなく、
もし、夫がリストラされても生活してくのに
私は仕事してなきゃだめだ!
そんな気になりました。
さいごに
目を背けたくなる様な重い内容も含まれているので、気が重くなったら休んでを繰り返しながら読みました。
暗い話ばかりでしたが、現実の状況を知るのに、良い機会だったとおまいます。
知らないままだと、憶測だけで思い込んで話をしてしまってただろうなぁと。
とても勉強になりました。
こちらを読みました。