田舎は住みにくいという父

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思ってること色々

私の実家周辺は、過疎化が進んでいて、

近所を散歩すると、少しづつだけど以前よりも空き家が増えてきています。

そのあとの相続はどうなってるのか、詳細はわからないけれど、

建物も庭もそのまま放置となっているところばかりです。

 

親と散歩すると、

『ここの家、空き家になったんだよ』

と。

お年寄りで亡くなったり、老人ホームに入ったりと理由はいろいろだけれど。

こうやって空き家がどんどん増えていくのを見ると,

あのおばあさんもう居ないんだと、寂しい気持ちになります。

今住んでる地域は近隣からじゃんじゃん人が入ってくるし、ボンボン家も建ってるので、田舎の過疎化と聞くと、田舎に住んでるのにあまり実感がなかったりするんですよね。

 

そして、私の父親が住みにくいと言っているのは

町内会が、とっても面倒くさいから。

 

毎年、町内会の役員を決める選挙があるようで、

人が少なくなってる分、

役員を務めれる人が少なくなっているし、

お年寄りも多いので、頼めない家庭も多いようなのです。

なので、わが父も毎年のように何かの役に付いてるようです。

選挙前に、上の役員になったら忙しいから遠出がなかなかできないと嘆いていました。

やるなら軽い役がいいと。

 

年間で予定されてる地域の行事の準備が田舎だと結構あるんですよね。

夏祭り、道作りと言う名の町内掃除、秋祭り、球技大会などなど、人が減っても行事は昔と同様に色々してるようです。

 

結局、今年の役は監査役になったとのことでホッとしていました。お金の流れに不正がないかチェックする係だから、楽なのになれたと。

以前、父が町内会長をすることになった時、聞き間違いかと思うほどにびっくりしました。

そんな人前に出るような役を絶対にやらない父が会長だって!?って驚いたことがあったのですが、

ここ最近は毎年何かの役につく羽目になっていて、毎年の選挙がとにかく嫌なんだそう。

 

どこかに引っ越したい。

気に入って住んでいたはずなのに、最近の父の口癖です。

 

 

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