3歳になってから、急激に活発になってきた。ずっと動き回っているし、大きな声で喋ったり、歌ったり、日差しのきつい時間に公園に行きたいと言ったり、有り余るパワーに体力のない高齢ママはついていけない事が増えてきた。
先日は
私が髪染めをしている時、
夫はリビングのど真ん中に掃除機の先端を置いてヘッドを変えて家の掃除をしていた。
そしたら、大声で歌う息子の声が聞こえたので、髪に染め剤を塗り終えた後、息子を見てみたら掃除機へッドの周りを、おもちゃの車に乗って大声でトミカの歌を歌いながらグルグル走り回っていた。
トミカの歌のゴーゴーパラダイス〜🎵のゴーゴーの部分は、走るのを止めて、2回飛び跳ねて手も同じように拳を突き上げていて、体全身で楽しんでいるようだった。
ずーっとグルグル歌いながら永遠に掃除機のヘッド周りを回っているので、ずっと見てると笑えて笑えて涙が出てくるほどだった。
その私が笑っている姿をむすこが見て、
『ママはスーパーヒーロー』
と指差して言った。
はぁ?と思ったのだが、
髪染めのためにつけていた透明のケープがマントに見えたようだった。
夫も同じように笑っていたけど、どうも息子ではなく私の方を見て笑っていたので、
息子ではなく、私がおかしくてニタニタ笑っているようだった。
あっ!そうだった!
私は、染め剤が服につくと取れないので、いつも汚れてもいいズボンとシャツに着替えてからするのだけど、この日は洗い物が多くてこれ以上洗い物が増えるのが嫌で、シャツは着替えたけどズボンは履き替えず脱いで下着のパンツと靴下、上は着替えたTシャツに透明なケープという格好をしていたのだった。
私は、息子が面白すぎて、自分がそんなおかしな格好をしていることをすっかり忘れていたので、
その時にはっと、スーパーヒーローではなく変態仮面のような格好をしてる事に気がついたのだった。
普段から若く見られなくとも、年相応に小綺麗にしておかないと思っていて、(高齢とバレててもいいが)理想は上品なお母さんなのに、普段からこんなでは、上品な雰囲気は醸し出せないなぁと反省した。だってきっと、上品な人は、こんな格好で髪染めしたりしない。
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